エビデンスレベルを意識した意思決定が重要な理由
自分の持っている根拠のエビデンスレベルを上げていきながら意思決定することで、軽率なミスをしなくなります。 つまり、意思決定の成功確率を上げることができます。
エビデンスレベルとは
一般的に意思決定をするとき、根拠を集めますよね。 エビデンスレベルとはその根拠の信頼度を表す基準です。 もともと医療分野で使われている基準で、研究論文にも取り上げられています。
エビデンスレベルには以下のようなものがあります。
- ランダムデータで検証
- 追跡調査
- 一部の事例
- 専門家の意見
専門家の意見はあくまで参考程度にしかならないので、きちんと検証しましよう。
その検証方法によっても信頼度に差があるので注意しましょうということが読み取れます。
階層が上がるほど、エビデンス(証拠)として信頼することができます。
エビデンスレベルをビジネスに応用してみる
例えば、インターネットサービスであれば以下のようにあてはめることができます。
- ABテスト
- 前後比較
- 過去・他社の事例
- 専門家の意見
結局これが言いたかった
意思決定をするときには、根拠の信頼度を把握し、信頼度をあげるために小さくテストしてみることが大事だということ。
つまり、小さく始めて検証してから、大胆にいきましょうというビジネス本でよく書かれている結論に帰着しました。
ただ、どこまでエビデンスレベルを上げられるのか、また上げるためのリソース(時間・お金・場所・ツール等)はあるのかを把握しておくことは大事かなと思いました。